Profile

Portrait Photo by  Etsuko Enami

  坂口綱男  Tsunao Sakaguchi

       写真家/著述業/その他

The member of a Japan Professional Photographers Society's

 1953年 8月 群馬県桐生市に作家坂口安吾の長男として生まれる
父親が「無頼派」等という大仰なレッテルを貼られた小説家だったため、道を誤り写真家になってしまう。しかし、写真も面白いけどそれだけじゃね。と、言うことでパートタイムのエッセイストやその他の業務もこなすようになった。面白いことが飯の種であることが歓びであるが、苦労も絶えない.....

 私の過去をおおざっぱに振り返れば以下のようになる

1978年よりフリーのカメラマンとして広告、雑誌の写真を撮る。
1982年、「安吾のいる風景」(写真と短いエッセイ)を新潟日報夕刊に連載、本人が気乗りしなかった割には、巡回展のように各地で展覧会をする。
1995心象風景の写真集「Le temps arrete」を発表、同時に文芸誌に
長編エッセイ等を連載するようになる。
現在、写真を主に文筆、講演、パソコンによるデジタルグラフィック・ワーク等の仕事をする。グラフィック講座なども行っている。
息子のスタンスから作家 「坂口安吾」についての講演なども不本意ながら行っている。同時に、写真と文で綴った「安吾のいる風景」写真展等も各地で行っている。

 些か大雑把すぎるが、所詮昔の話。いちいち思い出すのも面倒なのでこれくらいにする。過去よりは現在、そしてこれから先に何をするか?楽しみはこれから........

特技

 二十代にモータースポーツに出場、(ジムカーナ、ダート・トライアル、ラリー 等)当時FIAインターナショナル、ラリーライセンス保持。ただし、運転が上手い訳ではなくフツーより荒いと言った方がよいかもしれない。

 写真、これも上手いというよりフツーより手慣れていると言った方がよいかも知れない


 趣味が高じてパーソナルコンピューター(A/T互換機)のヘビーユーザーとなり、現在自作パソコンを数台使っている。
 これがなければ著述業などという看板は出せなかったしグラフィック・アートも出来なかった訳であるから、サマサマである。それにしても縦書きの升目に一文字づつ手書きしていた父を敬服する。
 そんなことで父親を畏敬の念で見て「ど〜する」と言われそうだが、レポート用紙に始まりワープロ、パソコンと横書きに慣れ親しんで久しい、今では縦書きの升目を見ただけで思考がフリーズする。
 しかも、漢字変換に頼るあまり字を書けなくなった。著書にサインを求められる度、先方の名前が書けるかヒヤヒヤする。
 幸い、著作物が少ないので、それ程心配したものでは無いのだが......
 弁解するようでイヤだが、文字を形認識する事は出来るので文章が読めないわけではない。


 電波操縦の飛行機とヘリコプターと自動車、子供の頃からそんなことをしてきた。現在もしている、タダの遊びであるがいろいろとタイヘンな遊びでもある。